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英検®準2級のレベルや勉強法・対策方法について

【英検®準2級】 おすすめの勉強法

英検®準2級のレベル

中3の10月までに準2 級を取得していれば、高校入試で優遇されるケースがあります。学校によっては、英語の試験科目が免除になるところもあります。
中3から高1の間に準2級を取得することは、英語を自ら進んで積極的に学習し、自力で力を付けたことの証明にもなります。

英検®準2級の単語・熟語対策

単語を覚えるためには、1日10分~20分程度、毎日少しずつ勉強するようにしましょう。目、耳、口、手を同時に活用すると長期記憶力が高まります。
具体的には、【1】目で単語を見る→【2】CD や単語集に付属の音声を聞く→【3】口に出して単語を発音する→【4】単語を書く となります。
まずは、市販の単語集を使ってみましょう。『でる順パス単 英検®準2級』(旺文社)などがおすすめです。スマホやタブレットがあれば、音声をダウンロードが出来ますので、一緒に活用するようにしましょう。また、書く練習では、単語を見てノートに書くのもよいですし、同じく旺文社から『英検®準2級 でる順パス単書き覚えノート』を使うのもおすすめです。

●こんな単語が出題される(クイック・チェック 8割分かれば準2級合格は近い)

  1. publish「出版する」
  2. realize「理解する」
  3. disappear「消える」
  4. refrigerator「冷蔵庫」
  5. politician「政治家」
  6. presentation「意見などの発表」
  7. similar「似ている」
  8. comfortable「快適な」
  9. independent「独立の」
  10. available「手に入れられる」

●出題傾向と学習アドバイス

3級から準2級に進むためには、名詞の数を増やす必要があります。家庭・学校・地域から行動半径を広げた時に出会う風景や事柄を表す単語に注目です。特に社会の中での活動に使われる単語を増やす必要があります。housework「家事」、customer「客」、equipment「装備」、exhibition「展示会」、experiment「実験」、factory「工場」、government「政府」など、日本語だと当たり前のように知っている名詞を英語で言えるようにしておくことを目指してください。名詞が大事なのには理由があります。リーディングでもリスニングでも、キーワードになる名詞が分からないと、何を話題にしているかが分からないからです。temperature「温度」、electricity「電気」など、日常生活で使う単語は準2級レベルなので、必須です。ただし、準2級の段階では「化石」「重力」「冬眠」「酵素」など自然科学で使われる用語はまだ覚えなくてもかまいません。

準2級では単語と単語の組み合わせの種類が豊富に出題されます。単語の意味を覚えると同時に、語句(単語のグループ)をカタマリで覚えましょう。意味が分かる単語をスピーキングやライティングで使える単語に「昇格」させるつもりで取り組むといいでしょう。最近の出題から例を挙げておきます。

■<名詞+名詞>

weather report「天気予報」、adventure story「冒険物語」、cough medicine「咳止めの薬」、application form「申込書」、sales presentation「販売のプレゼンテーション」、airport information desk「空港の案内デスク」、college cycling club「大学のサイクリング部」、electronics store「家電販売店」、forest fire「山火事」、schedule book「スケジュール帳」

■<形容詞+名詞>

empty seat「誰も座っていない席」、heavy traffic「混雑した交通」、narrow street「狭い通り」、important invention「重要な発明」、natural beauty「自然の美しさ」、successful engineer「成功した技術者」

■<動詞+名詞>

take a message「伝言を受ける」、have a good memory「記憶力がいい」、make a reservation「予約する」、gain a lot of weight「体重が大きく増える」、travel long distances「長い距離を移動する」、solve the problem「その問題を解決する」、get special training「特別な訓練を受ける」、write a good review of the restaurant online「そのレストランの良い評価をネットに書く」、crash into a tree「木に衝突する」、work as a volunteer「ボランティア活動をする」、look up information「情報を調べる」

会話表現を声に出しながら含まれる単語を覚えていく方法も取り入れてください。自分が言えるようにしておくと聞いた時に分かるようになるので、リスニングが得意になります。

・Do you have any suggestions about …?
「~に関して何かご提案がありますか」

I would really appreciate it if you…?
「~していただけるとありがたいです。」

・Why don’t you celebrate together next week?
「来週、一緒にお祝いしませんか」

英検®準2級の文法・長文対策

高校生用の英文法書を手元に置き、気になる項目にぶつかるたびに確認するようにしましょう。
『英検®準2級総合対策 教本』(旺文社)では準2級によく出題される文法が項目別に学習できます。
文法問題そのものは大問1で3問程度しか出題されませんが、正しい構文の理解は速読やリスニング、発話など全ての発話の土台になってくれます。構文の理解があやふやだと、長文を正しく読むことができないばかりか将来的に伸び悩みの原因にもなりかねません。また、構文の活用ができないと英作文も正しく書けませんし、面接で意見を述べる時にも困ります。文法を整理するには『ジーニアス総合英語』(大修館書店)がおすすめです。
また、『NHK ラジオ講座 基礎英語3』で会話特有の表現の学習をすることもおすすめです。声に出して読む練習をし、Speaking 力の強化も目指しましょう。
長文読解は、過去問をたくさんして、長文を読むことに慣れましょう。段落ごとに要点をまとめながら読む力が必要です。旺文社『英検®準2級 集中ゼミ』や『英検®準2級過去6回全問題集』などがおすすめです。また Penguin Readers を使って多読をするのもよいでしょう。レベルごとに使用される語彙数が決まっています。準2級に挑戦される方は、多読用として Level3の読み物がおすすめです。
目安として、1ページに知らない単語が 3 語くらいのものを選びましょう。伝記や物語など様々なジャンルの読み物にトライすることがおすすめです。

英検®準2級のライティング対策

二次試験の過去問やライティングの過去問を見て、まずは考える練習をすることが大切です。
考え方が分からない時は、模範解答をしっかり読んで考え方、意見の伝え方を学びましょう。また、準2級の英文ライティングの型を身につけることが大切です。日頃から書く練習をしてスペルミスなどもなくすようにしましょう。ライティングに慣れるまでは過去問の模範解答などをノートに写すのも効果的な学習方法です。準2級では、自分の意見に対して、2つの理由を書くことが必要です。書き方については自分で決まった型を持っておくとよいでしょう。

〈例〉Do you think parents should let their children play video games? (2018年度 第1回)

あなたの意見
I think / don't think ~.
I have two reasons.
理由【1】
First,
理由【2】
Second,

英検®準2級のリスニング対策

英検®準2級のリスニングでは、英文は 1 度しか聞けません。1 度で正確に聞き取れる力が必要になります。過去問を解いてリスニング問題に慣れましょう。また聞き取れなかった箇所はスクリプトを見て確認しておきましょう。聞くだけでなく、シャドウイング練習も行うようにするとより正確に英語が聞き取れるようになるばかりでなく、スピーキング力アップにも繋がります。
【文法・長文対策】でも触れましたが、『NHK 基礎英語 3』などで日頃から英語のリスニングを行っていることは、準2級以上の級に挑戦する際にも役立ちます。

英検®準2級の二次試験対策

日頃から【リスニング対策】でおすすめしたシャドウイング練習をしておくと、パッセージの音読の際大変有利です。二次面接も必ず過去問で本番を想定した練習をしておきましょう。
また、聞かれたトピックに対して、2つの理由を答えるのは、ライティングと同じですので、ライティングで練習したトピックは必ずスピーキングでも言えるように練習しておくとよいでしょう。
『NHK 基礎英語3』で口頭練習をし、日頃から英語を話すことに口と頭がある程度慣れている状態にしておくことも強みになります。

【英検®準2級】 出題傾向

英検®準2級の筆記1

全20問のうち、最初の10問が単語、次の7問が熟語、最後の3問が文法の知識を問う設問であることが多いです。

単語は動詞・名詞の出題がほとんどで80~90%を占め、残りの10~20%が形容詞・副詞です。
熟語は動詞の働きをするもの(例:call off, head for )や、副詞の働きをするもの(例:at home , as well) が多く出題されます。

文法では、出題範囲が多岐にわたり、高校で学習する重要構文が出題されます。高校で学習する重要構文はすらすら言えるようになるまで、例文で暗記しておくと良いでしょう。

英検®準2級の筆記2

AとBの関係は、同僚・家族・友人・店員と客などが多いです。
選択肢の形は平叙文がほとんどを占め、空所前後の文脈から適切な発言を選ぶ問題が増えています。

英検®準2級の筆記3

[A] は架空の人物の日常的なエピソードです。親しみやすいトピックです。
例:“A New Computer”(2017年度 第2回) “Ken was thinking about buying a new computer for his family.”

[B] は説明文で、「歴史・文化・社会」のテーマが扱われることが多いです。
例:“Lake Eyre” (2017年度 第2回) “In the desert of Australia , there is a special lake called Lake Eyre.”
いずれも空所補充問題で、空所の前後の文脈から判断する力が求められます。

英検®準2級の筆記4

[A] 段落分けされていないEメールの読解文です。最初に近況に触れた後、By the way や Anyway といった言葉を用い、本題に入る形式。最後はなんらかの形で E メールを受け取った人が行動を起こすことが求められます。近況、本題、これから起こす行動についても問題が出題されます。
誰から誰へのEメールなのか、出てくる人物名との関係を整理しながら読み進めると良いでしょう。
形式は毎回ほぼ同じなので、過去問でしっかり慣れておくと得点しやすいです。

[B] 出題されるレポートは、ほぼ全て「歴史・文化・社会」のテーマです。新しい制度や取り組みについての長文と、歴史や文化についての長文とがほぼ半々ずつ扱われています。
レポートは4段落で構成されています。出題される4つの設問はこれらの段落ひとつに対し、一問ずつ出題されています。段落ごとに問題を解く練習をすると良いでしょう。

英検®準2級のライティング

英検®準2級では、より説得力のあるライティングが求められます。
自分の意見をサポートする、二つの理由を自分の経験や、具体例と共に書く必要があります。

出題される質問は、 “Do you think it is important for children to play sports? ” (2017年度 第2回)
“Do you think it is better for people to eat at restaurants? ” (2017年度 第1回)

書き方の型は自分で決まったものを持っておくと良いでしょう。

例:

あなたの意見
I think _________.
I have two reasons.
理由【1】
First, / One reason is that….
理由【2】
Second, / Another reason is that….
結論(あなたの意見)
Therefore, I think….

※結論は最初のあなたの意見と同じ内容で構いません。

英検®準2級のリスニング

第1部、2部の話し手の関係は、「同僚・友人」が最も多く、続いて、「店員と客」「家族」が続きます。
「知らないもの同士、その他」では、警察官と民間人、路上で起こっていることについて尋ねるシーンや、学校や習い事の先生と生徒、といったものがあります。
第1部では、質問される疑問文の最初の疑問詞を聞き逃さないようにすること、会話の展開を正確に把握することが大切です。
第2部では、話し手の行動について尋ねられることがほとんどなので、【1】誰と誰が話しているのか。【2】誰が何をしたのか。(するのか。)に注意しながら聞くことが重要です。

第3部の放送文のテーマとして最も多いのは、架空のある人物の日常のエピソードで、全体の60%を占めています。「レイコは・・・」のように人物の名前から始まるのが特徴です。
次いで多いのがアナウンスや、先生がクラスの生徒に向かって話す連絡事項や、ガイドがツアー客に対して行う説明なども含みます。毎回 2 題出題される傾向にあります。
設問は、放送文の一部をピンポイントで尋ねる問題もありますが、社会的・文化的・科学的レポートの場合には“What is one thing that we learn about~?”「~についてわかることの一つは何ですか。」のように放送文全体に対して、総合的に尋ねるものが最も多いです。

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