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2018.07.27

明治時代の人はこうやって英語を学んでいた!

今でこそ、英語は珍しいものではなくなりましたが、英語を学ぶようになった明治時代では、日本人はどのようにして英語を身につけていったのでしょうか? 英語教育の専門家にインタビュー。英字・英語教育の他、翻訳や通訳を数多く手がけ、「発音や発生」について研究を続ける専修大学文学部の田邉祐司さんが、明治時代の英語学習についてお話ししてくれました。

日本にはない発音を理解しなければならず、単語ひとつ取っても日本語とは異なるため、とにかく覚えることが多かった明治時代の英語学習。当時の日本人は絵を効果的に使うことで、英語を身につけていきました。単語の隣に発色の良いイラストを並べたり、難しい発音の音には、息の出し方を図解で説明したり、目のひくビジュアルで印象付けることで覚えやすく、なおかつ親しみやすくしていたんですね。

明治時代の人々が英語を学ぶモチベーションは、一言で言えば「日本のため」。鎖国が続いていた約200年以上の江戸時代を経て、迎えた明治時代。“ゼロ”からのスタートで、新しい時代を築いていくためには海外の知識や、様々な物事、情報をとにかく集めなければいけません。そのためのツールが英語だったのです。「自分の人生をかけて英語を学び、習得しよう」と考える人が生まれやすい時代だったと思う、と田邉教授は語ります。

「怒涛の時代を生き抜いた先人たちの知恵を受け継ぎながら、日本人にとってのグローバルスキルを身につけなければならない。今日の訪日外国人観光客の増加など、グローバル化の波が押し寄せる様は、ひょっとしたら明治時代の初期と似通ったところがあるのかもしれませんね」と続ける教授。

あなたの、英語を学ぶモチベーションは何ですか?