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2018.08.10

東大に子ども4人を合格させた敏腕ママの教育メソッド

3男1女、4人の子ども全員を、東京大学理科三類(通称理III、医学部)に合格させたことで注目されている、佐藤亮子さん。高校の英語教師を経て、現在、北は北海道から南は九州まで、教育や我が子の受験に関するテーマで講演を行なっています。そんな彼女の、教育メソッドをのぞき見!

① 量を質に転化させる
まずは、量をたくさんこなして、見慣れたものを増やしていくと、それがやがて質のいい能力になっていきます。苦手なものをノートに書き出していくことで、自分のやらなければいけないことが可視化されると、子どもってやる気になるんですよね。

② スケジュール管理
量をこなすには、単純な話ですが毎日勉強をする必要があります。そのためには割と緻密なスケジュール管理が必要不可欠です。娘が9時から過去問をすると決めていたら、私はその2、3時間前に起きていて、昨日の娘の様子を思い浮かべながら前から作っておいた1日のスケジュールを見直します。例えば、疲れた顔だったな、あまり笑顔じゃなかったな、と思ったら少し緩やかなスケジュールを引き直します。毎日毎日微調整することが大切。

③ 笑顔
まずは、楽しく笑顔で(勉強)するということを目標しないと続きません。子どもも親も笑顔で過ごせるようにするということは意識していきたいですよね。

最終的に、親が子どもを育てられるのは18年間、と言い切る佐藤さん。子どもが40歳くらいになった時に、「仕事や家庭のある今も楽しいけれど、兄弟や両親と過ごした18年間を振り返って楽しかったな」と思って欲しいと続ける彼女の顔には、子どもへの熱い思いが詰まっていました。