一つひとつの単語の意味を大切に。
音読を徹底して、口になじむまで反復練習して欲しい
ペピン 智子
[National] Japanese/Dutch
[ECCでの指導歴] 1年7ヵ月 [担当語学] ウェブレッスン ドイツ語
アジアの東に位置する日本とヨーロッパ圏のドイツでは、歴史的な背景や生活習慣、精神文化は大きく異なります。それは、言語体系にも如実に反映されていると思います。ドイツ語はもともと他言語に比べて非常に論理的で、一つひとつの意味を大切にした言語と言われています。かたや日本語は、その情緒性やニュアンスを互いが感じあうことを前提とした言語と言えるかもしれません。
そこが、日本人がドイツ語を学ぶ難しさのようにも思います。私が日ごろ生徒に指導しているのは、とにかく、言葉の意味を正確に覚え、その言葉が使われるフレーズを繰り返し「音読」すること。授業でも、その「音読」=「しっかり声に出して話す」ことは大切にしています。ちょっと意地悪のようにも思えますが、ホワイトボードに書いた文章は、生徒と一緒に読み上げたらすぐに消します。次は、読み上げる文章を、耳だけを頼りにして声に出して復唱してもらいます。自然と口になじむほどに反復すれば、単語のみならず、言葉の奥に隠れる価値観までもイメージできるようになりますからね。日ごろからドイツ語に触れる絶対量を増やす努力も大切です。インターネットなどのドイツ語を声を出して読む、ラジオのドイツ語を真似する、こうした方法も有効ですよ。
技術大国でありながらも、中世の歴史的建造物も数多く残り、豊かな緑と水もたたえる環境先進国ドイツ。ドイツ語を習得したら、もちろんそれらの観光も楽しんでもいただきたいのですが、それにもまして、観光やショッピングだけにとどまらず、現地の人との交流を深めていただきたいですね。ちなみに、私が一番好きなドイツは、クリスマスの時期のドイツ。自然と調和したイルミネーションやデコレーション。知らず知らずのうちに心が温かくなる、そんな優しい気持ちになれる街並みですよ。ぜひ一度訪ねてみてください。 |